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「ケアセンターあさひ」は1989年9月、故落合ユキさんから土地提供の申し出を受けたのがきっかけで作られた、小さなデイサービス施設です。1990年の国の高齢社会対策としてのゴールドプラン、それによる法律の改正でデイサービスセンター単独施設の社会福祉法人が認められるようになり、1991年9月、厚木ネットが中心になり、生活クラブ生活協同組合、ワーカーズ・コレクティブさちと社会福祉法人設立準備プロジェクトを発足しました。全くの素人がおおぜい集まって何度も役所に足を運び、問題をひとつひとつクリアしてきました。ほんとうに何から何まで、法人取得の事務手続きから、建物内のトイレの数を決めるところまで、すべてやり遂げました。 |
| そしてこの過程で、その施設の運営はどうするのか検討を重ね、一部の専門家に任せるのではなく、おおぜいの市民が責任を持って関わる、ワーカーズ・コレクティブ方式の施設にすることになり、1993年5月「ワーカーズ・コレクティブきりん」が組織されました。 おおぜいの市民が福祉にかかわることによって、ただ行政を批判するのではなく実践を基にした議論ができます。そしてより良い制度へむけての政策提案や必要なサービスを市民事業として作り出すことができます。わたしたちはいつも必要なことは試してみようとおおぜいの知恵を寄せ合い、ワークシェアすることによって事業展開し、地域福祉ネットワークを作ってきました。 |
この他にも、地域のたまり場として5つのミニデイサービスの活動支援や、県内各地で立ち上がっている新しいワーカーズ・コレクティブの研修受け入れなど、この小さな施設をおおぜいの利用者、家族、ボランティア、民生児童委員、研修生が使ってくださっています。働いている私たちもおおぜいです。働きながら資格をとり、技術を磨き、経験を重ね、この仕事を通して人間としても成長してきました。土地を寄付してくださった落合ユキさんの遺志が県下に福祉の知識や技術をもった人をおおぜい生み出しているのです。 これからもおおぜいの力でより良い地域福祉を試行錯誤しながら展開していきたいと思っています。どうぞ、ケアセンターあさひに来てくださっていろいろなご意見をお聞かせください。職員一同、心よりお待ち申し上げております。
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